まいど!スマホ調査員イルカです!
前々から気になっていたZenfoneシリーズ。
なんとなく中華スマホであることは分かるのだけれど、どんなスペックなのか非常に気になっていました。
2021/08/20、新作Zenfone8が発売されたこともあり、今回はZenfoneシリーズの概要、Zenfone8のスペックをじっくり見ていこうと思います!
よろしければご一緒にお付き合いください^^

もくじ
Zenfoneとは
ZenfoneはパソコンでおなじみのASUSが開発するスマートフォン。
ASUSはもともと台湾に本拠地を置き、日本にも法人ASUSジャパンを設置し、事業展開しています。
中華系の企業が開発したのかと思いきや、まさかの台湾発祥の企業でした。
Zenfoneシリーズは基本的に年一回フラッグシップモデルを発表しており、基本ちょっと高めのミドルレンジ帯で勝負しているようです。
シャオミだと多数の価格帯で幅広くラインナップをそろえ、1年のうちにエントリーモデルからハイエンドモデルまで何度も新商品を投入してくるのですが、Zenfoneはそれとは真逆の戦略。
スマホ市場では一つの価格帯、一つのブランド、一つのフラッグシップモデルで勝負していることがみてとれます。
アップルと同じ市場戦略をとっていますね。意外と渋い。
Zenfone8スペック
Zenfone8は、同シリーズの2021年フラッグシップモデル。
他にもZenfone8 Flipっていう大画面化したモデルも発表していますが、今回は同フラッグシップ版を調査していきます。
ではまずはスペックを一覧表で見てみましょう。
CPU | Snapdragon888 5G |
ROM | 128/256GB |
RAM | 8GB |
バッテリー | 4000mAh |
画面サイズ | 5.9インチ |
解像度 | 2400×1080 |
パネル | AMOLED |
背面カメラ | 広角:6400万画素 超広角:1200万画素 |
前面カメラ | 広角:1200万画素 |
サイズ | 幅68.5㎜ 高さ148㎜ 厚み8.9㎜ |
重さ | 169g |
オサイフ、NFC | ○ |
防塵、防水 | 完璧 |
イヤホンジャック | ○ |
5G | ○ |
無線 | a/b/g/n/ac/an/ax |
SIM | DSDVデュアル nano/nano |
価格:79,800円
カラーは、シルバー、ホワイト、ブラックの三色展開
ちょっと高いミドルレンジにしてはハイスペック並みの性能もあり、全体的に十分な機能を持っている印象です。
CPU
最高峰のSnapdragon888。
定価8万円以下のスマホで同CPUを備えているとは、それだけで満点をつけたくなる。
AnTuTuベンチマークスコアは驚異の80万点を超えるとのこと。
ゲーミング用としても十分性能を発揮してくれるスコアですね~
スナドラ888って、ほんとに10万円を超えるハイスぺ機種でしかないのかなと思ってたんですけど、本機種のようなミドルタイプでも使っている機種があるとは驚きです!
これだけでも購入をおススメできる特徴となっています。

小型ボディ
最初のインプレッションで注目されるのが、小型のスマホであるという点。
最近の流行として、6.7インチなど大画面が主流となりつつある中、本機は5.9インチのディスプレイを採用。
ボディ全体をみても高さ148㎜程度なので、手にしっくりなじむタイプのサイズに収まっている。
大画面だとボディも必然的に大きくなって、片手では操作しづらくなるのだが、これくらいの大きさだと手に非常になじむ。
ただ重さは169gあり、サイズに比してけっして軽くはない。
バッテリー容量4000mAhを搭載したためか、標準的な重さとなっている。
機種によっては同じサイズでも10g以上軽いものもあるため、軽さを追求した機種ではないだろう。

カメラ性能:標準よりやや良
メインカメラの画素数は6400万画素数を記録、全面カメラも1200万画素数の性能がある。
4K撮影はないものの、スローモーション・フラッシュ機能は付帯しており、通常のミドルレンジモデルと比較すればそこそこ性能の良いカメラを備えている。
ただ8万近くする機種だと考えると、これくらいはあってほしいかなとも思う。
ということでコスパ面で判断すると普通。

オサイフ、5G、Wifi6、防水・防塵はOK
おサイフ・NFC機能、5G通信、WiFi6、防水・防塵機能はすべて付帯!
こういう中華スマホっておサイフ機能がない機種が多いんですが、本機種は完備!
また5G、WiFi6、防水・防塵も完璧。
指紋認証・イヤホンジャックも付いてて、付帯機能に穴はないですね^^
普段使いでも全く問題なく利用できるスペックとなっています。
デュアルSIM:DSDV
SIMタイプはnano/nanoタイプのDSDV、デュアルSIMスタンバイを採用。
DSDVは通話機能は同時にできないが、それ以外(同時データ通信、一方が通話中にもう一つでデータ通信をするなど)ができるタイプのSIMスロットのこと。
あえて言うなら今後のSIM規格革命のため、e-SIMを採用してほしかった思いもあるが、押さえるべきデュアルSIM機能をしっかり付属している面は○。
販売チャネル
本機種はSIMフリー版のみ販売。
格安SIM各社のHPを見てみると、Zenfoneシリーズは定番のごとく販売されている。
OCNモバイル、楽天モバイル、iiJmioなど、よく聞かれる格安SIM業者で取り扱っており、販売網は相当広い。
販売網はほぼ全方位型の戦略をとっているのだろう。
個人的にはOCNモバイルOneのスマホセット購入がおススメ。
OCNに乗り換え、新規申し込みを検討している方はこちらで購入した方がいい。
《 ⇒ OCNモバイルONEホームページはこちら》
以前のお買い得セールの記事もあるので、参考にどうぞ
老舗iiJmioもちょうどセールをやっています。こちらでも取り扱いがあるので、よかったら参考記事をご覧ください。
やや高価だがハイスぺ並みの性能
定価は79,800円もするので決して安くはないものの、スナドラ888があったり付帯機能もほとんど備わっているので、コスパでみれば検討できる機種となっています。
やっぱり8万円以下でスナドラ888は、ちょっと反則的。
ゲーミング用でどうしても最高CPUが必要な方で、10万円以上出したくない方にとっては購入を検討すべきモデルだと言えます。
おサイフ・5G・Wifi6・デュアルSIMも備わっており、普段使いにも全く問題ない。
くわえて小型スマホである点も、扱いやすくて逆に魅力的。
安っぽそうな名前に相反して、どちらかというと高級路線を歩もうとしているZenfoneシリーズでした。
今回の調査は以上となります。スマホ選びのご参考になることが出来たら幸いです。
ぜひご検討ください!
