国内メーカー『SHARP』が発売したAQUOS sense4 は、2020年度の大人気商品となりました。
今さらではありますが、その上位スペックモデルであるAQUOS sense4 Plusについて、使用した感想をレビューします。
(直近トレンドの商品ではありませんが、前々から興味があり、実際に使ってみたい!という思いから購入した次第です。)
事前学習!
- AQUOS sense4は使いやすさが非常によく、バッテリー持ちの良さが非常に優秀!
- 現在でも売れ行き好調で、格安SIM各社で幅広く取り扱われている。
- sense4 plusはデータ容量を拡大し、さらに大画面にした上位モデルのミドルレンジスマホ。
- sense4 plus 定価:43,800円
もくじ
スペック
CPU | Snapdragon 720G |
ROMメモリ | 128GB |
RAMメモリ | 8GB |
画面サイズ | 6.7インチ |
画面解像度 | 2400×1080 |
バッテリー容量 | 4120 mAh |
背面カメラ性能 | 標準:4800万画素 広角:500万画素 マクロ:480万画素 |
全面カメラ性能 | 標準:800万画素 |
4K撮影 | 〇 |
幅 高さ 厚み | 78㎜ 166㎜ 10.3㎜ |
重さ | 197㎜ |
おサイフケータイ /NFC | 〇 |
認証機能 | 顔 / 指紋 |
耐水、防水 | IPX5,8 |
ハイレゾ | 〇 |
5G | 非対応 |
wifi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (wifi6非対応) |
デュアルSIM | 〇 |
こう見ると、メイン機として通常使いができる機能は一通りそろっていますね。
おサイフケータイ、耐水、デュアルSIM、ステレオスピーカー、認証機能が顔・指紋どちらもOK。
ミドルレンジとしてその役割に似合うだけの性能は備えています。
当方においても、メイン機として十分役割を果たしてくれていますよ。
RAMが8GBもある点は、意外な評価ポイントですね~^^
また、CPUは Snapdragon720G を搭載しており、性能は典型ミドルレンジそのものとなっています。
ここがウリ!大画面のディスプレイ
まず、何といっても大画面!
AQUOSケータイは基本6インチ以下の小~中サイズの画面を主に採用していますが、本作は6.7インチの大画面を採用。
AQUOSシリーズで大画面を求めるならば、本作がファーストチョイスになりますね。
個人的な使用感として、ディスプレイの画質は気になりませんでした。当方は120Hzが売りのRedmi note10 proと両使いをしていますが、大きな差は感じません。
かわいくて愛着を持ちやすい文字フォント、動作音
ほかのAQUOSシリーズも同様かもしれませんが、他機種と比較して明らか文字が見やすい。
なぜなんでしょうか?文字の書体が可愛らしいというか、すごく愛着を持つスタイルなんですよね。
着信音もこれまた可愛らしい。
本作はスペックが優れているわけでもなく、決してコスパがいいわけではないのですが、私はなぜか本機種に非常に愛着を感じています。
スライド操作が直感的で使いやすい
本作に三角の戻るアイコンボタンはありません。
基本画面をスライドさせて戻ったり、別ウィンドウを開いたり等、スライド操作が原則となります。iPhoneと同じですね。
最初は違和感があったのですが、慣れてくると、むしろその操作性の虜になってしまいました。スライド操作、非常に扱いやすい!
これがAQUOS sense4シリーズが使いやすいといわれる所以だと感じました。
パープル色ボディがカッコいい
今回、本体カラー『パープル』を購入したのですが、実際に本機を見るとパープル色のボディがとてもカッコいい!
個人的に一番気に入っているポイントです。


おサイフケータイ、ステレオスピーカー機能を搭載、普段使いは十分
おサイフケータイを備えており、認証機能も顔、指紋両方で可能なので、普段使いに支障はない点は〇。
さらにステレオスピーカーも備えており、音質に不満を持つことはないですね。
ここは不満!重くて厚い!
使ってて、一番率直に嫌だなって思った部分は、重い!厚い!ですね。
やはり大画面であるが故、重さも197gあるので、長時間使うと手の疲れを大きく感じます。
また厚さもSIMフリー版だと10ミリを超えます。同じ画面サイズの他機種と比較しても、明らか厚さがありますね。
厚さ・重さのわりにバッテリー容量はいたって普通。
本作のバッテリー容量は4120mAh。この重さだと5000mAhあっても良さそうなのですが、ボディのわりにまあ普通ですね。
バッテリー持ちに不満はないのですが、この重さ・厚さならば5000mAhは欲しかったところ。
カメラ画質が若干もっさり感がある
本作カメラで撮った写真と、高スペックカメラ搭載のRedmi note10 proで撮った写真を比べると、明らか美しさに差を感じます。
本機のカメラで撮ると、もっさりとした写真になりやすいです。
私はあまりカメラ機能は気にしない方なんですが、それでも質はそこまでよくないと感じました。
ディスプレイの明るさ自動調整機能がうまく合わない
本作の明るさ自動調整機能は、すごく敏感に反応します。反応が急激といった方がいいのでしょうか。
本機上部を手に持ったりすると、急に画面が暗くなってしまい、かえって見えづらくなります。
照明の明るさに調整が追い付かなかったりするのですが、これはCPUの性能がそこそこだからなんですかね?とにかく、明るさ自動調整がうまくいかない場面が多いです。
グーグルアシスタントボタンと電源ボタンを押し間違えやすい
この機種は、グーグルアシスタント単独の物理ボタンを設置しています。それが電源ボタンのすぐ上に位置しており、私はよく電源ボタンと間違ってこのボタンを押してしまってイライラすることが多いです。
正直、グーグルアシスタントを単独でボタン化させる必要はないと感じますし、押し間違いを頻発させやすい位置にあって、とても煩わしいですね。
最後に
大画面、さらに普段使いの機能は十分備わっているので、メイン機としても使用できるスマホです。
が、明るさ調整機能、カメラ、ボディの重さ・厚さは改善の余地が大きいですね。
コスパが非常に優れているわけではないですが、大画面のディスプレイ、愛着を持ちやすく使いやすい点に、私個人は非常に魅力を感じています。
AQUOS シリーズは、他にもローエントリーモデル sense4 lite や5G搭載の sense5G 、ライカ監修のハイスペックモデル AQUOS R6 など、様々なラインナップを出していますので、自身に合ったスペックを選ぶようにしましょう。
sense4 Plus はそこそこ容量があって大画面じゃなきゃ嫌!という人向けのスマホとなっています。
以上となります。AQUOSシリーズに興味がある方に少しでも参考となれば幸いです。ぜひスマホ選びのご参考にされてください。
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